いちえについて


いちえでは、様々な理由により学校に行けていない子どもたちのサポートを行っています。

結の学び舎いちえ設立への思い(代表より)

 初めまして、結の学び舎いちえ代表の竹内です。このサイトをご覧いただきありがとうございます。いちえは学校に行けていない子どもたちのための学習支援や体験活動の実施、地域や仲間たちとの繋がりを作る場として2023年に設立しました。名前の由来は、まずこの周辺地域が「由井(ゆい)地区」という名称なので、繋がるという意味の「結」と掛けました。いちえは一期一会から来ています。子ども達の長い人生の中で、いちえで過ごす時間は一瞬なものですが、ここでの様々な出会いが、子ども達の未来をより良くするための時間になってほしいという思いを込めました。

 私は、自身の経験から子ども達の進むべき道を応援したい、何事にも失敗を恐れずたくさんのことに挑戦してほしい、そんな思いを伝えたくて教員になりました。しかし、思いを伝える以前に、自分の物差しでは決してはかることのできない、様々な問題で悩んでいる子がたくさんいるという現実を知りました。学校は教科学習する場だけでなく、仲間との繋がりを作ったり、行事で団結したり、課外活動で新しいことを経験したり、子どもたちのその後の成長に大きな影響を与える場だと思います。学校に行きたくても行けない子(行かないという選択をしている子もおりますが)は、そうした多くの機会を失っています。子ども達にどのようなサポートができるのか具体的に考えなければいけませんが、教員不足や教員の働き方が深刻化している昨今、学校だけで対応することは困難であり、家庭や地域、学校がそれぞれ協力して見守っていくことが求められていると感じます。こうした現状を踏まえ、私は結の学び舎いちえを設立するに至りました。第三の居場所があることで子ども達や保護者の選択肢が広がればと思います。

 「楽しく大人になろう!」「得意なことをどんどん伸ばそう!」「たくさん失敗しよう!」これらが私の基盤にある思いです。無限の可能性を秘めた小中学生の貴重な時間が、辛く苦しいものであって良いはずがありません。いちえでの活動を通して、子ども達が笑顔で楽しく成長する、そんな後押しができればと思っています。

子ども達の居場所づくり

子どもの数は減っていますが、学校に行けていない子の数は増えています。学べる場所が学校だけじゃなく、その子にあった様々な場所があり、選択できる環境が求められています。いちえはとてもアットホームな雰囲気で、周りには畑や川、牧場などもあります。地域の特色を活かした活動を行いたいと思っています。

こんなところで活動しているよ!

入り口
昔ながらの古民家で活動しています。
日の当たる縁側
湯殿川から富士山が見えます
近くには大きな公園があります。

自分で考え、決定して行動する。

いちえでは、何かを押し付けることは基本的にはしません。様々な活動がありますが、自分の思いを最優先に考え、休憩したいと思ったら参加せず休憩するもよし、途中から参加できると思ったら参加して構いません。自分で判断して、行動に移していくことを大切にしています。

五感を使い経験する、感動して学ぶ。

感動とは、物事を通じて、心が動くことです。そこには喜びだけでなく時には悲しみ、驚き、挫折などたくさんの感情があります。いちえでは、体験活動を通じて、子ども達に感動してもらいたいと考えています。感動したことは子ども達の知識や記憶となり生きていく上での糧となります。百聞は一見にしかずという言葉があるように、本で読むだけ、人から話しを聞くだけではなく、自らの五感を使って経験しましょう。

こんな活動があるよ!

お菓子作り、料理体験!
楽器に触れてみよう!
アウトドアといえばキャンプ!

その他 スポーツ、英会話、職業体験、遠足、宿泊行事など・・・

子どもたちと一緒に考えて、たくさんの体験活動を行っていきたいと思います。